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2022.05.26 THU

もしもの時倒れてくる家具から身を守れますか?賃貸でも使える地震が起きた時、家具の転倒を防止する方法を紹介!

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南海トラフ地震の発生確立が40年以内の発生確率「90%程度」に引き上げられました。地震大国である日本。みなさんは防災対策をしていますか?阪神・淡路大震災時に、建物の中でけがをした人の約半数(46%)は家具の転倒、落下が原因です。賃貸でも使える今家にある家具が、地震で倒れない方法を紹介します。

多彩な種類がある家具転倒防止グッズ

家具転倒防止グッズには、様々な種類があります。家具転倒防止グッズとして、多くの場合、L型金具が奨励されています。器具の効果が一番大きいからです。ところが、実際にはこのL型金具での転倒防止策は、いくつかのハードルがあって思うように普及が進んでいません。

L型金具はビスで金具と壁を固定する必要があるため、壁側に穴を開けられない賃貸住宅には向きません。また持ち家の場合でも、一般的な壁は石膏ボードという「すかすか」の素材なのでビスが効かず、L型金具を固定するための木の横板を新たに壁側に設置する必要があり、工務店などに依頼せざるを得なくなります。

しかし技術が進歩し特殊粘着シートなど様々な技術が開発されました。今回は家具転倒防止グッズを特集します。

お金をかけないで家具の転倒を防止する方法

新聞紙を畳んで家具を壁側に傾斜させ、家具と天井の隙間を段ボールで詰めよう

新聞紙などを折り畳んで敷き、家具を壁側に少し傾斜させます。次にポール式器具の代わりに、ダンボール箱を家具と天井との間に詰め込みましょう。。隙間は完全になくならなくても、2、3センチ程度であれば問題ありません。上部には新聞紙などを、下部には滑り止めマットを敷き、ほぼ隙間が無くなれば大丈夫です。見た目は多少不細工ですが、これならほとんどお金を掛けずに、一定の効果が得られます。

安全度はNo.1。L型金具を使い家具を固定しよう!

出典:楽天市場

家具転倒防止に一番効果がある対策は、L型金具を使い壁と家具を固定する方法です。

スライド式、上向き、下向き取り付け式があり、下向き取り付けが最も強度が高いです。

しかし、壁側に穴を開けられない賃貸住宅には使用することが出来ないという欠点があります。

ポール式器具(突っ張り棒)を使って転倒を防止しよう

出典:ディノス

ポール式器具はネジ止めすることなく、家具と天井の隙間に設置することで家具の転倒を防ぎます。インテリア性を重視したお洒落なポール式器具が近年登場しています。粘着マットやストッパーとの組み合わせでより強度が高くなります。

設置をする際は、家具の左右両端の壁側に垂直に立てましょう。

粘着シート(マット式)を利用して家具の転倒を防止しよう

出典:amazon

粘着シートは、粘着性のゲル状で、家具の底面と床面を接着させます。有名な粘着シートは、ニトムズの「家具転倒防止安定板 ふんばる君」です。幅は120cmですが、家具のサイズに合わせてハサミで簡単にカットでき、自由に幅が調整できます。

つっぱり棒と併用して使用することにより高い転倒防止効果を得ることができます。

着脱式移動防止ベルトを使って家具の転倒を防止しよう

出典:モノタロウ

壁とキャスター付き家具をつなげ、移動を防ぐことで安全を確保することができます。また、固定の跡を残さないため、賃貸でも安心して使用できます

ストッパー式を利用して家具の転倒を防止しよう

出典:モノタロウ

家具の前下部にくさびを挟み込み、家具を壁際に傾斜させることで転倒を防止します。タンスの下に敷くだけなので、壁や家具を傷つけません。
非移行性ゴムで色移りしにくく、防振にも大きな効果があります

キャスター下皿を使って家具が動くことを防止しよう

出典:amazon

キャスターの下に皿を置き、家具の移動を防止することができます。キャスター付のパソコンデスクを、畳、フローリングで使用しても床を傷付けません。

耐震ラッチを使用して地震で扉が開くのを防止しよう!

出典:楽天市場

耐震ラッチは、揺れを感じると自動的に扉がロックされ収納の中身が外に飛び出すのを防いでくれる装置です。耐震ラッチをつけ、もしもの時に備えましょう。

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