MENU

NEWS
2021.09.30 THU

「組み立て⇄解体」簡単なプランクリップファニチャー新発売

目次|もっとみる

サタデーファクトリー

サタデーファクトリー(埼玉県飯能市、小田切知真社長)は循環素材のヒノキ・スギを活用したPLANKLIP Furniture(プランクリップファニチャー)を2021年9月21日に発売した。

プランクリップを使用したDIYの参考例として図面を公開してきた中で、SNSから聞こえてきたのは「それが欲しいけれど板が切れない」との声。

人気のハウスにスツールやテーブルも加え、パーツキット5種類を発売致しました。価格:スツール(¥7,590税込)~ハウス(¥31,790税込)

【 そもそも プランクリップとは 】
板を切ったらクリップするだけ。サタデーファクトリーが独自に開発した厚さ12mmの板を直角に留める工具不要のコネクターだ。

国内の町工場で製造されている。

プランクリップ:1箱12個入り¥3828税込

プランクリップ:1箱12個入り¥3828税込

米クラウドファンディングで13ヶ国から資金調達して製造を開始(2018年)。

その後スペインの学士論文にも掲載され、取扱店は全国20店舗以上に拡大中です。繰り返し使えるプランクリップは、釘やビスを使用する際に必要な補助具も不要。

DIYに興味を持っていた潜在的なユーザーからも支持されているサタデーファクトリーのロングセラー商品だ。

\\ NEW // 

【 プランクリップファニチャー 】
プランクリップファニチャーはカットされた板と組立てに必要なプランクリップがセットになっている。

届いたら好きなところでクリップするだけのインテリアは全て分解式のキットになっています。

  1. 組立てに工具が不要
  2. 分解⇔組立てが手で行える
  3. 持ち運べるインテリア

組立ての手順に迷った時はYoutubeをご覧ください。

組立てる様子を動画でご用意しています。分解も工具不要で手軽、ベランダやアウトドアに持ち出すもの簡単だ。


▼Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC-JHnGbxQfkO1FCHcV_icpw
 

【 シリーズ一覧 】

分解できるテーブルやシェルフはホームオフィスやアウトドア、ポップアップストアなどの移動を伴うシーンも想定している。

チェアテーブルは座る事を想定した屋内外のマルチツールです。大型のクリップハウスも分解すれば収納や設置場所の変更も手軽、ペットハウスは分解して掃除も簡単な特徴を備えている。

手で組み立て分解できる利点は、コンパクトな配送と商品それぞれの特徴として活かされている。

クリップチェアテーブル

クリップチェアテーブル

組立てている様子。手でクリップして組み立てます。

組立てている様子。手でクリップして組み立てます。

屋外にも持ち出しやすいクリップチェアテーブル。天板400x300x高さ350mm

屋外にも持ち出しやすいクリップチェアテーブル。天板400x300x高さ350mm


【 開発の経緯 】
プランクリップを使用したDIYの参考例として、図面をご家庭向けにウェブサイトやSNSで公開した。

そのクリップハウスを製作するユーザー事例の中で、板をカットすることがネックとなり長期間実現できない実態のある事がわかった。

キッズが遊びで想像力を育むベストな時期を逃さぬよう、選択肢をご用意すべきと考えキットの準備を開始した。

ご家庭向けに公開している図面

ご家庭向けに公開している図面掲載ウェブサイト
https://www.saturdayfactory.com/planklip

【 循環素材のヒノキ・スギを使用 】

日本の山のヒノキやスギは生育が進み、循環のための消費を望まれている。

そこでプランクリップの使用できる規格は2x4規格ではなく、国産の針葉樹(ヒノキ・スギ)合板を使用できる厚さ12mm規格として製造している。

そのためプランクリップファニチャーでは循環素材としてヒノキ合板(表面ヒノキ・芯材スギ)を素材とし、輸送エネルギーを削減することを念頭に国内製造に限定し発売を開始した。

西川材を扱う工場@飯能市

西川材を扱う工場@飯能市


【 建材の端材を製品に活用 】

サタデーファクトリーが拠点を置く埼玉県飯能市は、江戸に材木を供給してきた西川材の産地。

近所の山から切り出されるヒノキやスギを加工する工場が多く点在している。

ヒノキやスギの合板はこれらの工場でも頻繁に加工されており、建築用材として工場で精緻に切り出された端材が定期的に生じている。

これらの副産物を素材として管理し、プランクリップファニチャーに活用する。

天板を西川材に交換したプランクリップファニチャー試作品

天板を西川材に交換したプランクリップファニチャー試作品


【 今後の展望 】
地域で育林され循環する木材は、その加工も含めると地域の産業や社会と密接に関係しているため、地産材である西川材を活用する試作を進めている。

部分的な交換も簡易なプランクリップファニチャーの特徴を活かしたオプションパーツの開発を通し、循環可能な地域と素材、モノづくりの関係を研究する。

西川材飯能の山に持ち込んだプランクリップ関連製品

西川材飯能の山に持ち込んだプランクリップ関連製品国産のヒノキ・スギ合板に規格を揃え、DIY素材としての活用に貢献してきたプランクリップ。

そしてヒノキ合板を用い、気軽に暮らしに取り込めるようキット化したプランクリップファニチャー。

パーツの交換が簡単である特徴から、簡易ながらも使い捨てではない気軽なインテリアを目指す。

アズスクでは、家具・インテリア業界の最新ニュースを配信しています!

こちらからご覧ください!

ABOUT

アズスクはインテリアの情報プラットフォーム。
家具やインテリアを

「見つける」「知る」「出会う」「楽しむ」

ことができるメディアです。

「インテリア」を
もっとへ。

Read more