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2022.10.05 WED

誰もが見たことあるあのデザインも!?日本を代表する「喜多 俊之」さんがデザインしたインテリアを一挙紹介!

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プロダクトデザイナーってみなさんは知っていますか?プロダクトデザイナーとは、家電や家具、自動車などの身の回りの製品はじめとした、世の中のさまざまなものをデザインする仕事です。プロダクトデザインはデザイン性だけでなく機能性も求められるため、安全性や素材の良し悪しなどに関する知識も求められます。日本で一番著名なプロダクトデザイナーの一人に「喜多 俊之」さんがいます。シャープの液晶テレビなど様々なデザインを担当した喜多 俊之さんの作品を見ていきましょう!

「喜多 俊之」さんってどんな人?

環境や空間、プロダクトデザインの分野において、ヨーロッパと日本で活躍しているプロダクトデザイナー。喜多さんはプロとしてヒット商品にこだわりながら、日本の伝統技術の継承を、ライフワークとして取り組んでいます。「日本には、各地に腕の良い職人の技術があります。この技術を次世代に残していかなくてはいけないと、何十年も前に危機感を感じて、できることを模索してきました。伝統技術とテクノロジーが合わさったデザインを生み出すことで、日本の技を広く世界に知ってもらえたら。」と。果たしてどんなインテリアをデザインしているのでしょうか?

「喜多 俊之」さんがデザインしたプロダクトたち

口笛を吹くと走ってきてくれそうなテーブル「Kick サイドテーブル

キックは、口笛を吹くと走ってきてくれるというそんな思いがカタチになったユニークなテーブル。三角形と楕円のミックスのようなカラフルな天板に支柱プラス2つのキャスターという構造で、支柱を支点として天板がクルクルと回るようになっています。

天板の高さも支柱に付いたレバーを使って調節する事が出来るようになっています。
キャスターが付いているのでどこにでも移動させることができ、サイズもコンパクトなので気分に好きな場所で使えるというのはとても便利です。

空海・弘法大師が描かれている絵の中にあった椅子にヒントを得た「空海の椅子」

西洋の座り方だけでなく、椅子の座で正座したり、あぐらを組んだりできる東洋の座り方を意識した椅子。「空海の椅子」では、東洋からのメッセージというか、椅子に対する考え方の提案をすることで、西洋の椅子のイメージを広げることができたと思います。それは空海が座っていた椅子という何百年も過去に起源を持った、未来的な提案だと思っています。と喜多さんは語っています。

長時間スマホを使っても快適!ヌプリ リビング リクライニングチェアー

長い時間スマホを使って過ごす、現代のライフスタイルに対応する安楽性と機能を両立したリビングアイテム。

無段階リクライニングチェアーの、北海道産ナラ材のテーブルがそれを象徴。たっぷり厚い背と座が安心感を与えるラウンジチェアーと、和を感じさせる工芸的な仕上がりのサイドテーブルを合わせてもピッタリです。

こちらの製品はカンディハウスのショールムで見ることができます!

脚を伸ばして寝転んだり様々な形でくつろげる!Wink 1980年 Cassina

脚を伸ばして寝転んだり、折曲げて腰掛けることもできます。ヘッドレストの耳は自在に動かすことができる。各部のカバーは色彩を取入れ、まるで服を着せ替えるようにカバーを替え、家庭で洗濯が可能。オリジナリティーの高いものにまとまっています。

未来感や親しみを表現するMULTI LINGUAL CHAIR 1992年

 MULTI LINGUAL CHAIR 1992年

992年に開催された、セビリア万博の日本館のためにデザインした椅子です。当時のハイテク技術を使い、有機的なフォルムでまとめ、未来感や親しみを表現することを意図しています。

万博が人々の近未来への提案の場であることや、現代の日本を表現することを意識してデザインした作品です。

あのマイケルジャクソンも気に入っていたという噂も!

座る、寝転ぶ、とい人間にとって基本的な動作を意識したSARUYAMA 1967年 MOROSO

 SARUYAMA 1967年 MOROSO

人間が潜在的にもつ動物的本能や遊びを小さな空間のなかに解放した。「座る、寝転ぶ、とい人間にとって基本的な動作は、生活環境が変わっても不変ではないか」という考えのもとにデザインされています。座ったり、寝転んだり、自分の場所を探すことが出来て、よじ上ることも出来る。まるで猿山のようで、それをネーミングとした。3つの不変形の断片に分れているが、組み合わせることで1つの大きな円形ソファーが出来上がっています。

リサイクル可能であることを主眼に置いたDONDINE 1991年 MAGIS

DONDINE 1991年 MAGIS

座と背はプラスチック、脚部はアルミニウムで、リサイクル可能であることを初めから目的とした椅子です。フレームは鋼材を使用し、24時間、自動成形の機械を使って生産出来る製品を依頼され、強度テストに2年かけて量産型のイージーチェアとして、90年代のマジス社のイメージを作った折り畳み椅子です。

曲線と直線がつくるユニークなフォルムが特徴なPasta

曲線と直線がつくるユニークなフォルム。積層面に見える黒のラインは成型合板の特徴を活かしたギミックで、フレームの厚みを視覚的に感じさせないよう、アクセントとして施されています。

和紙の暖かな光が特徴!和紙照明器具『TAKO』

1998年フランス・サンテ・エティエンヌ現代美術館パーマネントコレクションに選定された喜多俊之氏による壁面用の和紙照明作品です。壁にネジで固定して取付ける組立式の照明器具です。

手漉きの本美濃和紙は軽く、強く、変色せず、柔らかく光を通します。一枚の和紙を使ったシンプルな照明はまるで、絵のように優しく壁面に存在感を醸し出します。

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