インダストリアルスタイルでよく使われる素材は、「アイアン」「モルタル」「ガラス」「レンガ」「タイル」が挙げられます。

インダストリアルとは「工業的」という意味があり「工場」などを想像させる素材が多く使われています。

一方で、「工業的」な素材ばかりですと部屋が無機質すぎる印象を持ってしまうため「古材など荒々しい木材」「ブラック・グレー・ダークブラウンなどの濃い色のレザー」などを使用し空間を整えています。

インダストリアルスタイルの家具は、「アイアン」「ウッド」「レザー」の素材が使用されているのが特徴です。

それぞれの素材はピカピカに仕上げておらず、使用感のある素朴な雰囲気を感じるものがインダストリアルインテリアにマッチします。

尚、おすすめなブランドとして「KIT」というインテリアブランドがあります。

工業製品のような簡潔さのあるデザインで、カジュアルでありながらモダンな空間にも馴染みます。

少し明るいポップなインダストリアルな空間にしてくれます。

インダストリアルスタイルは、基本的にブラックやホワイトの濃淡でまとめます。

そこに、ウッドやレザーのブラウンを追加することで暖かみのある空間になります。

また、他にも濃いめのダークグリーンやネイビーなど濃い目の色と相性がいいです。

写真では、ネイビーの壁面にインダストリアルテイストのダイニングセットを配置しています。

ブルックリンは、ニューヨーク5区の一つです。
元々、倉庫や工場が多かった地区にクリエイターやアーティストが集まりカフェやショップが増えオシャレな地区となっています。

そんな地区特有のインテリアを取り入れたのが「ブルックリンスタイル」です。

元々、倉庫だった場所をリノベーションしている関係でインダストリアルスタイルと相性がいいです。

ブルックリンスタイルの方がインダストリアルスタイルに比べ、東海岸らしいカジュアルさ、装飾性があります。

ヴィンテージという意味は和訳すると「価値のある」「年代別」です。

「無骨」なイメージですが、どこか懐かしさのある雰囲気が特徴のインテリアスタイルです。

「無骨さ」がカッコいいインテリアスタイルです。

BOHOスタイルとは、社会の習慣に縛られず、芸術などをを志し自由気ままな様を意味するBohemian（ボヘミアン)。

かつてはアーティストの街であり今は沢山のブティックやギャラリーが建ち並ぶファッションやアートの中心地ニューヨークのSOHO地区のSOHOスタイルをミックスしたスタイルです。

ボヘミアンの民族的な素材や柄を都会的にアレンジしたインテリアです。

インダストリアルスタイルの主要素材である、ガラスやアイアン、レザーとBOHOの特徴である民族柄のファブリックや植物を合わせることで無機質なモノと民族的なモノが対比関係になり空間の魅力が増します。

インダストリアルな空間を作る際は、木製のブラインドを使用しましょう。

普通のカーテンを使用すると空間に浮いてしまう可能性が高いです。

インダストリアルスタイルでインテリアをコーディネートした時、家電が浮いて見えてしまう可能があります。

ステンレスや黒など主張が少ないカラーをセレクトしましょう！

海外のインダストリアルスタイルの部屋を日本でそのまま再現しようとするとモノで溢れた雑多な空間になってしまいます。

日本は、海外に比べ部屋が小さいです。家具を間引いて視線の抜けを作りましょう！

「KIT」は、さまざまな環境や、使う目的に応じて拡張することができるシステム家具。商品や店舗を引き立てるためのモノづくりをしている日本コパックが、業務用家具・什器の要素を個人向け家具に取り入れたブランドです。

プロダクトデザインを中心としたクライアントワークをしているデザインオフィス・MUTEのKenji Itoさんが手掛けたブランドです。

いい暮らしとは単に高価で上質なものではなく、好きなものや思い入れのあるものに囲まれて暮らす喜びや哀愁など“形ではない心の豊かさ”があるものという考えから、作る遊び心と実験精神にあふれるインテリアコレクションを発信するクラッシュクラッシュプロジェクト。

「壊すことで生まれる“何か”」というコンセプトで誕生したプロジェクトが『CRASH GATE』です。